新NISAで毎月5万円の副収入を得る方法
今年から始まった新NISAを使って、毎月5万円の復習を得るためのマネーマシーンの作り方について解説します。投資は自己責任です。自らのリスク判断で取引を行いましょう。
私自身の毎月の運用実績等はこちらでまとめています。
積み立て目標
新NISAを活用し資産を積み立てを行い目標額まで達したら、それ以降毎月5万円を得ることを目指します。ポイントは、『以降毎月』、副収入、不労所得を得るという点です。
例えば、ほとんど金利のつかない大手銀行の普通預金に1200万円貯めたとします。2024年3月21日現在、三菱UFJ銀行の普通口座の金利は0.0200%となっていますので年に約2000円しか収入を得られません。そこから毎月5万、年間60万を引き下ろすと、約20年で貯金が無くなってしまいます。
投資の世界では、「4%ルール」というものがあります。これは、1998年に米トリニティ大学のグループによって発表された資産運用に関する研究から導かれたもので、投資で得られた利益の範囲内で取り崩しても、資産が目減りすることは無いという考え方です。
この考え方に基づくと、ゴールとなる資産の積み立て目標は、1500万円となります。
(1,500万円×4%)÷12か月=5万円/月
毎月の積立シミュレーション
次に、1500万円を新NISAでどうやって貯めるかです。積立てられる期間にや想定利回り(年率)によって、毎月いくら積み立てるとよいかが変わってきます。
金融庁のHPに、資産運用シミュレーションができるページがありますのでそちらを使って計算してみました。(こちら)
「毎月いくら積立てる?」というメニューを選択し、条件を入力します。今回は、積立期間30年、想定利回り5%、目標金額1500万円でシミュレーションを実施してみました。結果、毎月積立金額は、18,023円となりました。
結果をもう少し詳しく見てみます。シミュレーション結果がグラフで表示されています。3年毎の資産額のグラフとなっていますが、30年目を見ると元本648.8万円に対し運用収益が851.2万円となっており、元本の2倍以上の資産が積みあがったことになります。
投資先
投資の格言に、「卵は一つのカゴに盛るな」というものがあります。これは、特定の商品だけに投資をするのではなく、複数の商品に投資を行い、リスクを分散させた方がよいという教えとなっています。
自分で個別銘柄を複数買う方法もありますが、投資地域や対象商品ごとにパッケージ化されている投資信託を選ぶのが手っ取り早いです。人気のある商品としては、インデックスファンドである、「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」、「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」などがあります。似たような商品がありますが、信託報酬の低い商品を選ぶと良いと思います。
まとめ
・毎月5万円の不労所得を得るには新NISAで1500万円の積み立てが必要
・30年、想定利回り5%の場合、毎月18,023円の積み立てが必要
・投資先は、信託報酬の低いインデックスファンドが人気
Discussion
New Comments
No comments yet. Be the first one!