私の運用方針『退場しないで続けること』
私は2020年頃から本格的に投資を始めましたが、その際、ある程度勉強してから始めました。そして、自分なりに運用方針を定めて運用してきました(当時の運用方針)。本格的な運用から4年近く経過し、改めて運用方針について考えてみたいと思います。
軸となる運用方針である『退場しないで続けること』は変わっていません。そのための3つの基本ルールも変わっていません。
<<基本ルール>>
①生活資金を確保した上で、余剰資金で資産運用する。
②分散投資をする。(時間分散、銘柄の分散)
③現物取引しかやらない(信用取引はやらない)
加えて、以下の方針も立てていましたので、基本方針に追加したいと思います。
④バイ&ネバーセル
新NISAが開始されたことをきっかけに、これまでの運用実績を振り返り、改めて資産運用の目標額を設定したいと思います。
資産運用の目的と目標額
資産運用の目標は、毎月10万円の副収入が得られるマネーマシンを作ることです。マネーマシンの作り方については最近の記事をご参照下さい。退職時の目標額としては、3,000万円としています。
資産運用実績
3年前の記事投稿時から個別銘柄はほとんど変わっておりません。購入したものは売却しないという方針であったことと、投資のほとんどを投資信託で実施してきました。
日本個別株
主に株主優待狙いで「タカラトミー」、「スタジオアリス」を保持し続けています。今後も売却の予定はありません。その他の主な銘柄はJ-RIETのETFとメガバンクとなります。
米国個別株
米国の個別株はウォーレン・バフェットのまねっこで購入しました。具体的な銘柄としては、アップル(AAPL)、アメックス(AXP)、バンク・オブ・アメリカ(BAC)、コカ・コーラ(KO)等です。以前と変わらず個別銘柄の選び方が未熟なため、これ以上増やすことはないと考えています。
米国高配当ETF
米国高配当ETFとして、HDV、SPYD、VYMをそれぞれ保持しています。高配当ETFと言っても含まれる銘柄が異なるためリスク分散の意味で3つとも同程度の規模で保持しております。全世界・全米インデックスとのバランスを見ながら拡大していきたいと思います。長期投資を目的としたものであり、売却の予定はありません。配当金は再投資します。
全世界・全米インデックス
VT(バンガード・トータル・ワールド・ストックETF)を保持しています。高配当ETFの配当金を原資に再投資する予定にしていましたが現金のまま保持している状態です。
投資信託
2021年から2023年末まで以下の内容ですべてNISA口座で積み立てしました。ほとんどほったらかし状態にしていました。
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500):25,000円
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー):20,000円
- eMAXIS Slim 先進国株式インデックス:1,000円
- eMAXIS Slim 新興国株式インデックス:1,000円
- eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX):1,000円
- eMAXIS Slim バランス(8資産均等型):1,000円
- ひふみプラス:1,000円
投稿時点での評価額:2,640,291(+860,291、+47.79%)
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500):1,387,205円(+487,205円、+54.13%)
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー):1,015,115円(+315,115円、+45.02%)
- eMAXIS Slim 先進国株式インデックス:53,747円(+17,747円、+49.3%)
- eMAXIS Slim 新興国株式インデックス:42,101円(+6,101円、+16.95%)
- eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX):52,301円(+16,301円、+45.28%)
- eMAXIS Slim バランス(8資産均等型):43,146円(+7,146円、+19.85%)
- ひふみプラス :46,676円(+10,676円、+29.66%)
追加投資の方針
目標額3000万円に対し、投資信託の現時点での評価額264万円をもとに、月毎の積み立て額をシミュレーションします。シミュレーションは初期投資額を設定できるUFJアセット社のサイトを利用しました。
その結果、約5万円の積み立てが必要であったため、以下内容で新NISAで積み立てようと思います。
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500):25,000円
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー):25,000円
これから運用を始める人へ
私は投資を始める前、始めてからいろんな本を読んだり、YouTube等で勉強しました。そこから得られた結論を簡単にまとめると以下のようになります。これから運用を始める人の参考になればと思います。おすすめの書籍についてはこちらで紹介しております。(Part1、Part2、Part3)
・投資の前にお金の勉強をせよ。
・生活資金、防衛資金は現金(円)で確保した上で、余剰資金を運用に回せ。
・投資の基本は、長期・分散・積立。
・全世界or米国のインデックス銘柄に積み立てよ。
・国は投資を推奨している。そのための税制優遇政策がNISAやiDeco。
・新NISAは必ず活用すべき。
・iDecoは手数料がかかる。手数料負けしないように注意すべし
・インデックス銘柄による長期・分散・積立の運用は結果が出やすいがつまらない。
・投資の実感がわく優待狙いの投資も若干入れてもいい。
最後に、投資は自己責任です。自らのリスク判断で取引を行いましょう。
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