4大ポイントサービスのポイント運用、ポイント投資
利用している人が多いと思われる4大ポイントサービス(楽天ポイント、dポイント、pontaポイント、Tポイント)ですが、貯めたポイントを使ってポイント運用、ポイント投資ができます。投資未経験者には投資を始めるきっかけになると思いますのでまとめて紹介したいと思います。
ポイント運用、ポイント投資とは?
ポイント運用、ポイント投資の明確な定義はありませんが、この記事では以下のように定義したいと思います。それぞれの特徴と合わせて示します。
ポイント運用:ポイントをそのまま運用しポイントが増減するもの。余ったポイントを気軽に増やしたい、今後ポイント以外の投資は考えていない方におすすめです。
- ポイントが増減する
- 証券会社の口座開設は不要
- 投資できる金融商品の対象は限られる
- 自己資金を追加することはできない
ポイント投資:ポイントをお金に換算して投資もの。まずポイントから投資を始めて、今後本格的に投資を始めようと考えている方におすすめです。
- ポイントを円換算して投資
- 売却時にはポイントではなくお金で受取る
- 証券会社の口座開設が必要
- 投資できる金融商品の対象が広い
- 自己資金を追加して投資金額を増やすことも可能
楽天ポイント
楽天ポイントのポイント運用
楽天ポイントクラブアプリからポイント運用が可能です。金融商品を選べず、『アクティブ』か『バランス』のどちらかの運用コースを選ぶだけです。ポイント運用に使えるポイントは通常ポイントに限られます。
私は2021年の3月からお試しで始めました。『アクティブ』コースに500ポイント運用しており、現時点で運用益+2.6%となっています。
楽天ポイントのポイント投資
楽天証券で投資信託を購入する際に楽天ポイントを使用できます。楽天ポイントコースの設定とポイント利用を含む500円以上の投資(投資信託)で楽天市場の商品がポイント+1倍になります。(利用するポイントは1ポイントでも大丈夫です。)
以前の記事で、私は楽天証券で積立投資をしていると書きましたが、積立設定でポイントを1ポイント使うとしているため、毎月SPU+1倍になっています。
楽天ポイントを貯めるには
以下の加盟店でポイント貯めることができます。
<楽天ポイントの主な加盟店>
コンビニ・スーパー ……ファミリーマート、デイリーヤマザキ、ポプラ、スリーエイト、生活彩家
ドラッグストア……ココカラファイン、サンドラッグ、ツルハドラッグ
飲食店……マクドナルド、吉野家、すき家、カフェ&バー PRONTO、ミスタードーナツ、大戸屋
ネット通販・ネットサービス………楽天市場、楽天トラベル、楽天デリバリー、楽天ビューティ、楽天証券
<電子マネーとの連携>
楽天ペイ
dポイント
dポイントのポイント運用
「ポイント投資」は、dポイントを使った投資体験ができる新しいサービスです。dポイントを「運用ポイント」に交換(追加)すると、運用ポイントが投資信託やETF(上場投資信託)などの値動きに連動し毎日変動します。運用ポイントはいつでもdポイントに交換(引出)することができます。使用できるdポイントは通常ポイントのみです。
「おまかせ」と「テーマ」の2つのサービスが利用できます。さらに「おまかせ」はアクティブとバランスが選べます。また、「テーマ」は9つのテーマから選択することが可能です。
私も初めて使ってみました。dアカウントを持っていましたので以下の手順で3分もかからず始められました。
- Topページから「初めての方はこちら」をクリック。
- テーマ等の選択 (私は「テーマで運用」を選択し、金(ゴールド)を選択しました。)
- 運用するポイントを選択 (100ポイントから始められますが、500ポイントを運用に回しました。)
私は、現在の自分のポートフォリオでコモディティが不足していたため金(ゴールド)を選択しましたが、テーマ毎に直近1年、3か月、1か月の運用実績が表示されてますので選びやすかったです。
dポイントのポイント投資
SMBC日興証券で、「ポイ株」というdポイントを利用して株式投資ができます。ポイ株が利用できるのは、キンカブ(金額・株数指定取引)のみとなっており、1ポイントは1円換算で100ポイントから投資ができます。dポイントをキンカブで使用するためには、日興フロッギーの利用が必要です。期間限定ポイントもポイント投資に使える点が他のポイントサービスとの違いになります。
dポイントを貯めるには
以下の加盟店でポイント貯めることができます。(追記)リクルート系のサービス(ホットペッパー等)が新たに加わりました。2021年6月30日まで、最大20倍還元キャンペーンを実施されています。
<dポイントの主な加盟店>
コンビニ・スーパー……ローソン、ローソンストア100、ファミリーマート、ライフ
ドラッグストア……マツモトキヨシ、ココカラファイン、龍生堂薬局、
飲食店……マクドナルド、ミスタードーナツ、モスバーガー、すき家、ドトールコーヒーショップ、上島珈琲店、ガスト、ジョナサン、バーミヤン、ビッグボーイ、かっぱ寿司、梅の花
ネット通販・ネットサービス……amazon、無印良品ネットストア、メルカリ(すべてd払い利用の場合)、じゃらん、ホットペッパーグルメ、ホットペッパービューティー、ポンパレモール
<電子マネーとの連携>
※調べていると、「スゴ得コンテンツ」というサービスが見つかりました。無料利用期間もあるようなので、今度実際に使ってみてレビューしたいと思います。
pontaポイント
pontaポイントのポイント運用
STOCK POINT for CONNECTで、スマホアプリを使ったPontaポイントのポイント運用が可能です。証券口座の開設も基本的に不要です。
Pontaポイントを1ポイント→1キャッシュポイントに交換して、厳選された100銘柄の中から株式を買うことができます。1株以上になれば本物の株式と交換することができます(交換する場合には証券口座の開設が必要)。キャッシュポイントを再度Pontaポイントに戻して利用することも可能です。
pontaポイントのポイント投資
auカブコム証券でPontaポイント使った投資信託の買い付けすることができます。(1ポイント→1円換算)
投資信託は、株式や債券などをパックにしたもので、例えば日本株等投資する国の対象を選ぶだけで初心者でも銘柄選びをすることなく、投資ができます。何カ国か分散して投資する投資信託や、株だけでなく債券、不動産、金など何種類かの資産を組み合わせた投資信託もあります。
auカブコム証券が取り扱う1,000以上の投資信託へ投資可能で、100円以上1円単位で投資できるため、ポイントだけで投資することが可能です。
また、投資信託の購入時にかかる買付手数料はどの銘柄を選んでも無料で、さらに保有している投資信託の残高に対してポイントが付与されます(資産形成プログラム)。
投資信託は元本保証されていませんが、投資信託の中身は様々な銘柄に分散投資されており、さらに、毎月一定金額長期に積み立てることで損をせずに利益を得られる可能性が高くなります。
pontaポイントを貯めるには
以下の加盟店でポイント貯めることができます。
<Pontaポイントの主な提携店>
コンビニ・スーパー ……ローソン、ナチュラルローソン、ローソンストア100、ライフ
ドラッグストア……トモズ
飲食店……ケンタッキー、すき家、ココス、ピザハット、ジョリーパスタ
ネット通販・サービス……じゃらん、ホットペッパーグルメ、ホットペッパービューティー、ポンパレモール
<電子マネーとの連携>
au PAY
Tポイント
Tポイントのポイント投資
SBI証券・SBIネオモバイル証券と提携しており、ポイントを使って投資信託や株式投資、FXにも投資できます。
SBI証券のTポイントサービスでは、投資信託の買付にお手持ちのTポイントを利用可能です。最低100円分から投資信託の買付が可能です。
SBIネオモバイル証券では株の購入にTポイントを利用可能です。1株から株が買えるため、500円以下で購入できる株もあります。1ヶ月の約定代金合計額が50万円以下の場合、取引手数料は月額220円(税込)で取引放題となります。一時停止中の場合を除き、お取引の有無に係わらずお支払いが必要です。但し、毎月期間固定Tポイント200ポイントがたまりますので、実質月額20円で取引し放題となるのは魅力的です。少額から投資をはじめるならSBIネオモバイル証券がオススメです。
Tポイントを貯めるには
以下の加盟店でポイント貯めることができます。
<Tポイントの主な提携店>
コンビニ・スーパー……ファミリーマート、マルエツ、ヤオマサ
ドラッグストア……ウエルシア、ハックドラッグ
飲食店……ガスト、バーミヤン、ジョナサン、吉野家、ロッテリア、牛角
ネット通販・ネットサービス……Yahoo!ショッピング、LOHACO、Tモール
<電子マネーとの連携>
PayPay
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