私の投資履歴⑦ 積立投資の開始

2021年5月10日

2020年は自分にとっての投資元年となりました。初めてのネット証券の口座を開設し、ネットやYouTubeで勉強しながら個別株の購入をしましました。2021年度からは資産形成を目的に「長期・積立・分散」投資を開始しました。
今回は資産運用の基本と言われる「長期・積立・分散」投資のメリットを再確認し、筆者が実際にやっている方法とそのメリット、購入している銘柄を紹介したいと思います。

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目次

「長期・積立・分散」投資のメリット

長期投資のメリット

長期投資のメリットは「複利の効果」です。
複利とは、支払われて利子や配当金を、投資にも組み入れて元本を増やす運用方法のことです。
投資期間が長ければ長いほど、複利効果の恩恵を受けられるため、個人投資家にとっては味方にしたいものの一つとなります。

積立投資のメリット

積立投資はあらかじめ購入の①購入タイミング(毎月、毎週、毎日等)、②購入銘柄③購入金額を決めておき、自動で投資するという手法です。投資信託の場合、100円からなど少額から始められますし、私たち投資の初心者が悩む株価を気にして購入する必要がないこと、自動で資産形成できることがメリットとなります。

また、金額を一定として買うタイミングを分散するということは、株価の低いときに多く、株価の高いときに少しの株を購入することになり、価格変動リスクを低減することができます。

分散投資のメリット

分散投資とは、複数の資産に分けて投資することをいいます。複数の資産を組み合わせることで、価格変動に対するリスクを抑えることができます。例えばある会社の株にだけ集中投資をすると、その会社がうまくいかなくなった時に、その影響が非常に大きくなります。投資先を5つに分散すれば、そのうち1つが悪くなっても他の会社の株価が維持されていれば被害を2割に軽減できます。どのように分散するかというと、以前の記事でも触れましたが、まずは大きく「①株、社債、不動産」、「②国債」、「③金、ビットコインなどのコモディティ」の3つのグループに分け、それぞれの資産比率を決めます。さらに、①の株のグループの中でも、先進国/途上国、ドル建て/円建て/他通貨建てで分散し、更には投資先の会社を分散するといったことを行います。

投資の方法

積立投資のやり方はいろいろありますが、私は、「楽天証券」、「楽天銀行」、「楽天カード」を使った積立投資をしています。最初に準備するものが多く手間がかかりますが一度設定すれば後は自動で積み垂れられますので最初だけがんばりました。この3つを使うメリットは以下の通りです。

①楽天銀行と楽天証券のマネーブリッジ

マネーブリッジとは、楽天証券口座と楽天銀行口座を連携させることです。これにより、楽天銀行の金利が年0.1%(税引き後0.079%)となります。また、楽天銀行、楽天証券の両方の口座間で自動で入出金されます。メガバンクの金利に比べ高い金利になること、投資をする際に銀行口座から証券口座に振り込む手間がないこと、配当金が自動で銀行口座に入金されることといった点がよかったです。

②楽天証券での積み立てを楽天カードで支払い

楽天証券では、投資積立の引き落とし方法として月50,000円を上限に楽天カードでのクレジットカード決済ができます。決済額に応じて、楽天カードより楽天ポイントが付与されます。(100円につき1ポイント)。また、毎月の積立額に楽天ポイントを利用することができ、ポイントを使った投資(投資信託)により、楽天SPU+1倍となります。

※ポイント投資の条件

1.ポイントコースの設定を「楽天ポイントコース」に設定

2.ポイント使って、1回500円以上の投資信託を購入

③楽天カードの支払いを楽天口座に指定

楽天銀行の口座で楽天カード利用代金の引き落としをすると楽天SPU+1倍となります。

(参考)楽天市場でのSPUの状況

おまけですが、上の積立設定もあり私の楽天市場でのSPUは+6倍となっています。

  • 楽天会員 +1倍
  • 楽天カード利用 +2倍
  • 楽天カード+楽天銀行 +1倍
  • 楽天証券でのポイント投資 +1倍
  • 楽天モバイル +1倍

積立銘柄

現在積みたてているメインの銘柄は以下の2つです。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

人気の高い銘柄で、NISAランキング(買付金額)<2021/04/19~2021/04/23>でも1位、2位となっております。どちらか1つに絞っていいと思いますが、積立初年度ということでいろいろ買ってみたいと思いメインを2つに分けています。eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の目論見所<2021.1.27>によると、アメリカ株が約6割を占めており、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)と合わせると米国株の割合が高くなっています。

その他、eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)ひふみプラス等も少額ですが購入しています。こちらは半分おまけ程度に考えていますが、1年間の運用成績が、世界株、日本株、アクティブファンドでどれがよかったか確認したいため組み入れました。少額でも組み入れた方が真剣に見るだろうということで組み入れてます。

今後は銘柄を年1回、年末に見直したいと考えております。あまりころころ変えたり、売ったりすることは最初に話した「長期・積立・分散」投資にそぐわないですので1年間寝かしておくつもりです。

現在は「①株、社債、不動産」へ集中的に投資をしている状況になっています。今年の年末の見直しの際には、「②国債」、「③金、ビットコインなどのコモディティ」を入れることを検討しようと思っています。

投資

Posted by 知恵蔵